平成7年度テクノフロンティアセミナー写真集
各実験テーマについて、写真を見ながら簡単に説明していきます。
21世紀の新技術「超伝導」の世界を体験してみましょう。この実験ではニオ
ブ・チタン合金からなる直径0.5mmの超伝導線を用いて手の平サイズの超伝導
変圧器を製作し、液体ヘリウム温度 (4.2K = -269℃) での超伝導現象を観測・
測定します。

↑デモンストレーションにて↓

この実験は、ロボットの手と腕(マニピュレータ)の仕組みの理解と、それをコ
ンピュータで思い通りに動かす方法の体得を目的とします。具体的には、ロボッ
トに筆ペンを持たせて好きな字を書かせる「書道ロボット」のプログラムを開
発し、実際にロボットにデモンストレーションを行なわせます。

↑マニピュレータが習字をしています
通常では測定できないような微小な動きも、レーザを使えば簡単かつ正確に測
定できます。ここでは干渉という原理を用いたレーザ変位系で、スピーカの1
ミクロン以下の微小振動を測定し、その素晴らしさを体感してもらいます。

↑説明にも熱がこもる↓

ディジタル回路を構成する4種類の素子 (AND, OR, NOT, FLIP-FLOP) を使っ
て、簡単なゲーム (もぐらたたきなど) を作りましょう。コンピュータを使っ
て回路の設計と動作チェックを行なった後、実際に電子部品を使って配線し完
成させます。おもしろいゲームができ上がるかどうかは、あなたのアイディア
次第!

↑説明を受けながらCADで回路図を作成

↑設計した回路はブレッドボードで動かします

↑みんなで作業中
光通信技術を使えば、多くの人々が同時に電話をかけても、1本の光ファイバ
で送ることができます。ここでは、2つの音声を同時に送る実験をし、光通信
技術の素晴らしさを実感して頂きます。

↑真面目に説明を受けています。右上が実験器具。

↑休み時間には全く屈託のない女子高生
コンピュータ・グラフィクスは映画、CMなどで良く見かけますが、この実験で
はそれらの中で使われている方法の基本的な部分を学習し、簡単なアニメーショ
ンを作ります。

↑お土産に作品のビデオをもらいました
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