■ 目的
近年、若年層の理科離れが指摘され、各所で啓蒙活動が盛んに行なわれている。しかしながら、これらの多くは、小中学生を対象としたものであり、また理科学の基礎に重点を置いたものである。そこで本プロジェクトは、より社会との関わりの強い工学の立場からの啓蒙を行なうことを目的とする。この目的を達成するため、高度かつ最先端のテーマを取り上げ、これを傍観者としてでなく、自らの手で直接体験する機会を設けることにした。本プロジェクトは、このような高度な内容を、ある程度理解する能力があり。そしていよいよ将来の道筋を真剣に定めようとしている高校生を対象としている。
■ 具体的内容
本プロジェクトは、名古屋大学工学部の電気・情報系教官有志からなるTEFS実行委員会によって企画・実施される。具体的には、本学の電気・情報系の3、4年生を対象に行なわれている実験を高校生のためにアレンジした課題について実験を行なう。課題は全部で6つある。参加者は、申し込み段階でこれらのうちの1つを選んでおり、それぞれのテーマに分かれて実験を行なう。参加者に「自分で実験を行なった!」という実感を与えるため、各実験テーマはさらに2つのグループに分けて、グループ当たり3人の少人数での実験を行なう。この実験の指導は、本学の教官(講師・助手)が行なう。また最終日には、それぞれの実験テーマについて、他の実験テーマを選んだ参加者の前で成果発表とデモンストレーションを行ない、他の実験グループの内容を知ることができるようにする。さらに、全参加者を対象に、近頃話題のインターネットを体験する機会も設ける。また宿舎において、教官、大学院生と参加高校生の懇親の場を設け、大学生活に対する疑問等にも答える予定である。
平成23年度 テクノフロンティアセミナー
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